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与論島1泊2日、バイクで行くシュノーケル体験と観光施設を満喫した話

アクティビティ

友人からの誘いで、突発的に1泊2日で与論島に行くことになりました。正直あまり詳しくないので、与論島について思いつくイメージはこれぐらいでした。

  • 海の透明度が抜群
    「ヨロンブルー」と呼ばれるくらい、沖縄本島や宮古・石垣にも負けない透き通ったエメラルドグリーンの海。白砂の百合ヶ浜が有名
  • こぢんまりした南国の楽園
    鹿児島県最南端だけど、感覚的には沖縄文化の影響が色濃く、島全体がゆっくり・のんびり。
  • 文化のミックス感
    鹿児島(奄美)の文化と沖縄文化が入り混じっていて、方言や食文化にもその特色が出ています。黒糖焼酎や島唄が楽しめる。
  • 素朴さと親しみやすさ
    観光地化されすぎていない分、素朴で、地元の人が温かい印象。
  • アクティビティ
    ダイビング、SUP、釣り、シュノーケリングなど、海遊び中心。天気が良ければ、無人島感覚でゆったり過ごせるのも魅力です。

空港はあるけど船で入島

与論島(鹿児島県最南端)への行き方はいくつかあり、主に飛行機フェリーが一般的。

飛行機で行く方法

  • 直行便
    • 鹿児島空港 → 与論空港(約1時間20分)
    • 奄美大島(名瀬/奄美空港) → 与論空港(約40分)
    • 沖縄・那覇空港 → 与論空港(約40分)
  • 乗り継ぎルート例
    東京や大阪からなら、鹿児島または那覇で乗り継ぎ → 与論空港へ。

フェリーで行く方法

フェリーの場合は那覇と鹿児島間の上りと下りの経由地になっているよう。

  • 鹿児島航路(マルエーフェリー / マリックスライン)
    • 鹿児島 → 与論(約20時間)
    • 奄美大島経由で寄港します。
  • 沖縄航路(同じくマルエー / マリックス)
    • 那覇 → 与論(約4時間30分)
    • 那覇からの方が便数も多く、観光で行く人はこちらを利用することが多い。

今回は、フェリーで行くことにしました。沖縄に在住している場合は価格も少し割り引かれてお得に利用できるとのこと。那覇を午前7時に出発する便に乗り、与論港への到着は午前11時50分でした。

現地での移動手段はバイクをチョイス

島は一周20km弱なので、レンタカー・レンタルバイク・自転車が便利。バスは本数が限られるので、観光なら車・バイク推奨。今回は原付バイクをレンタル。価格も1750円程度と十分安く感じる設定。

車も候補に挙がったけど、時期によっては予約が多くて突然のタイミングだと予約ができない可能性が高いかも。バイクの利点は、別行動をしたいときに柔軟に都合が合わせられる点。あと燃費もいいので最後の返却時のガソリン給油量も1.1L程度(200円程度)で島内の移動費用は70km動いてもトータル約2000円でした。

バイクをレンタルしたら、予約している宿に荷物をおいてアクティビティのために街へ繰り出しました。

与論島のおすすめマリンアクティビティ

今回検討したアクティビティは、下の5つ。

  • 百合ヶ浜上陸ツアー
    干潮時だけ現れる幻の砂浜。船やSUPで渡れる。
  • シュノーケリング
    ヨロンブルーの海でサンゴ礁や熱帯魚を観察。大金久海岸やウドノスビーチが人気。
  • ダイビング
    透明度は国内トップクラス。初心者体験から上級者向けスポットまで豊富。
  • SUP/カヤック
    穏やかな海を自由に散策でき、百合ヶ浜に行く手段としても人気。
  • 釣り
    港や堤防でも気軽に楽しめる。船釣りも可能。

百合ヶ浜上陸ツアーとシュノーケリングをチョイス

同行していた友達が船の所有者に声を掛けられて、話を聞いたところ百合ヶ浜とシュノーケルポイントに連れていくとのこと。1人あたり6,000円。正直あまりリサーチしていなかったので相場とかはよくわからなかったけど、せっかくの縁でもあるし優しそうな雰囲気だったのでお願いすることに。百合ヶ浜へは、皆田海岸から出発するということで、早速出船。

船を降りたのが12時ぐらいで、皆田海岸を出発したのが13時頃、潮汐は干潮を迎えた後で徐々に潮が上がってきていたため、砂浜が顔を出すことは無いようだけど、せっかくだし行ってみることに。

しばらく船に乗って、エメラルドの海面を眺めていると遠くに人が立っているのが見えてくるように。砂浜はやっぱり見ることができなかったけど、ひざが見える高さまで潮がおりているよう。

カバンの中に、シュノーケルアイテムがぎっしり詰まっていたけど、レンタルはフリーということで今回は借りることにしました。濡れたアイテムがカバンの中に入るのは嫌だなと思っただけの理由。

砂浜を見ることができなかったのは残念だけど、クリアな水面と景色をしっかり目に焼き付けることに。

百合ヶ浜を訪れたのちに、百合ヶ浜の北北西辺りに位置するシュノーケルポイントを訪れ、ようやく海につかりました。船の上は日差しでジリジリと暑かったけど、海中に入ると一気に快適な温度になりました。水中カメラなんて持っていないので写真こそ撮っていないけど、たくさんの魚群を目にすることができて満足感は十分。

そういえば、百合ヶ浜周辺や、船の出発ポイント辺りにはあまり魚がいませんでした。話を聞いたところによるとサンゴがなくなっていたり、魚のえさとなるような海藻などがあまりないため魚は減っているようです。

百合ヶ浜に40分、シュノーケルも40分、それぞれの移動に40分ほど楽しんだのち、皆田漁港へ寄港しました。

与論島のおすすめ陸のたのしみ

寄港したのち一度宿に戻り海水をシャワーで流して、今度は陸地のポイントをバイクでめぐることにしました。当初考えていたのはこちら

  • 与論城跡
    島全体を見渡せる高台。サンセットも美しい。
  • 与論民俗村
    島の伝統文化や古民家に触れられる。島唄や工芸体験も可能。
  • 自転車やバイクで島一周
    一周20km程度なので、半日で回れる。途中で隠れビーチを見つけるのも楽しい。

どこでもドア

与論島の北側の道路沿いを走っていると突如出現するピンク色の木製ドア。GoogleMapにも登録されているふしぎなポイント。真ピンクで少し異様なのに、空の青と周囲の緑で映えるので、絶妙にマッチしたどこでもドアです。扉はノブを回すと開けることができました。

品覇海岸

島の西北西にある品覇海岸。この方角にある海岸はリーフがなだらかなようで、東側の海に比べてうねりが見られました。入水はしていないけど、海難事故には少し気を付けたほうが良い気がする海岸。

宇勝展望所

品覇海岸の少し北側に位置する宇勝展望所では、海面に顔を出すウミガメを確認。数十匹ほどいるのか、短いスパンでぴょこっと顔を出すウミガメを見ることができました。展望所の横から延びる小道?から海にアクセスできるようだけど、海水浴というよりは、シュノーケルなどが向いているような地形の海。

ヨロン駅とサンセット

太陽が落ちるのも近くなってきたとき、与論の西側にある与論駅を訪れることに。車輪とベンチが残っていて、人もそこそこいました。フォトスポットというような作り。

この日、サンセットは雲がかかってて、予想していた映像とは違っていた。幻想的で待ち受けにありそうな、空と海が青と赤、グレーのグラデーションに少し感動。

ちなみに、駅周辺の遊歩道沿いにある手すりや葉っぱには、擬態しているつもりのカエルがたくさんいました。綺麗な緑でカエルのなかのカエル。

ただの道路の夜空

食事を食べた後に、環状線(県道623号)を遠回りで宿に向かう時に、ふと空を見上げるときれいな綺麗な星空が一面に。手持ちのiphoneのスペックの見せ所、綺麗に星雲?みたいなもやも残すことができました。天の川?と期待しつつカメラロールに保存。

百合ヶ浜展望所近く

日の出を見ることになったので、朝6:30頃から与論の東側にある砂浜へ。昨日のサンセットと同じく雲がかかっていて同じ結末だったけど、雲の後ろにボスがいるような後光が差しててこれにも感動。雲のお陰で涼しい日の出になりました。

鳩の湖(パトゥヌコゥ)

鳩の湖というポイントは百合ヶ浜展望所の北側にある海岸線に位置。太陽は上昇を続けて水平線から離れた位置にまで上昇。このポイントには釣り人が複数いたので、きっと釣りポイントと思われました。

与論島赤崎灯台

残念ながら雑草が生い茂っていたので灯台の足元まではいけなかったけど、時期によっては足元まで行けるよう。灯台は白い円柱状の構造になっていて、海岸の風景に溶け込むようなよくある灯台でした。

寺崎海岸/トゥマイ

鹿児島県大島郡与論町那間に位置。この場所には上の赤崎灯台からバイクで12~13分で到着します。海岸は、東西にビーチが分かれていて、東側が寺崎海岸西側がトゥマイ(トゥマイ浜/トゥマイビーチ) と看板が。

映画『めがね』のロケ地のようで、 “メルシー体操” や “かき氷屋” のシーンがトゥマイ浜で撮影されたとされたみたい。

サザンクロスセンター/与論城跡

島の中心から南の方角にある歴史・文化・自然に関する総合資料館的な施設。横文字名の由来は、与論島が「南十字星(サザンクロス)」を観測できる国内最北端に近いということからだそう。

この施設は複数階構造で各階で展示物が異なっていました。

  • 1階:受付と与論島の特産品、島の暮らし、物産などを展示。
  • 2階:歴史・祭祀・島の文化、仮面や衣装などの民具も展示。
  • 3階:海・漁業、漁具、珊瑚・海の生態などの展示。
  • 4階:自然・環境、植物・昆虫・遺物など。
  • 5階(展望室):島と海をぐるっと見渡せる展望スペース。

天気が良かったので5階の展望室から、沖縄本島・沖永良部島・伊平屋・伊是名島が見えました。この展望室から、与論城跡が見下ろせます。

与論島のおすすめ飲食店

与論で外食をする場合は、予約をしたほうが無難。飲食店が多くはないので旅行客がおおいとピーク時には満席で入店できないこともあるよう。

ふらいぱん

茶花エリアにある、フライパンというお店で夕食をいただきました。ビーフシチューとエビフライを注文、1品1品作っているようで(?)テーブルに来るまでは時間が少しかかっていましたが、移動が多い日だったのでゆっくりしたい願望をかなえてくれたのでちょうどよかった感じに。

エビフライはかなりおいしく、ビーフシチューもかなりおいしく。ソースもパン粉もしっかり全部頂きました。おすすめです。

十分満足したので帰途、那覇へ帰る

1泊2日の散策だったけど、バイクで色々回ることができたので十分満喫することができました。帰りのフェリーは13時50分発で、レンタルバイクにガソリンを給油し、店舗へ返却。店舗の送迎でフェリー乗り場に向かいました。

那覇港に到着するのは19時ごろで、そこそこ長い船旅に。帰りの船の甲板でみたサンセットがまたきれいでした。満足。

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