沖縄本島南部は、美しい海岸線とどこか懐かしい風景が広がるドライブにぴったりのエリアです。与那原町から南城市、八重瀬町、糸満市、豊見城市へとぐるっと東回りに走れば、道中には車を停めて一息つける休憩スポットが点在しています。
青くきらめく海を眺めながらコーヒーを飲んだり、地元の人々に親しまれるビーチで風にあたったり――そんな小さな立ち寄りを重ねれば、ドライブの時間がもっと豊かに。この記事では、海岸沿いにある駐車場を中心に、気軽に立ち寄れるおすすめの休憩スポットをまとめました。
与那原町
与那原町の海岸通り沿いにある板良敷のイノーは、駐車した場所から眼前に汽水域と海が広がっています。干潮時には岩場を歩くことができるほど潮が下がるので景色が変わるポイントです。
南城市
南城市にある知名崎海岸も、板良敷のイノーと同じような環境ですが、板良敷のイノーよりも海を広い範囲でキャッチできます。駐車できるスペースも多いので比較的車を止めやすいポイントになっています。
アージ島に接続する道と、NEOSアウトドアパークの間に走っている海岸通りは厳密には駐車ポイントではありませんが、道路に沿って停車することができます。サイドに広がる海が癒しを与えてくれるのがポイント。海までの距離が比較的近い場所になっています。
未舗装になっているこのポイントは、停車時に海が視認できるポイントではありませんが、車を降りて海側に歩くと砂浜が広がっています。砂浜で飲むコーヒーがいつもよりおいしく感じるかもしれません。
八重瀬町
糸満市
豊見城市
暮らしに寄り添う、南部の海岸休憩スポット
沖縄南部の海岸沿いの駐車場や休憩スポットは、観光だけでなく、地元の人たちにとって日常の中で気軽に立ち寄れる大切な場所です。朝の散歩で寄り道して潮風を感じたり、子どもを連れて夕方の海辺で遊ばせたり、買い物帰りに車を停めて一息ついたり――そんな日常のシーンに自然と溶け込んでいます。慌ただしい日々のなかでも、海を目の前にすると不思議と気持ちが軽くなるもの。ドライブの休憩だけでなく、暮らしに寄り添う“ちょっとした海時間”を楽しめるのも南部の魅力です。

